日本歴史地名大系 「山国道」の解説 山国道やまくにみち 大分県:下毛郡山国道中津城下より日田の日田代官所(永山布政所)へ通じる道。現在の国道二一二号にほぼ沿っている。中津城下の萱津(かやづ)口を起点とし、新屋敷(しんやしき)、宮永(みやなが)村の十三曲(じゆうさんまがり)を通り、万田(まだ)の辻という勅使(ちよくし)道を東へ進み、湯屋(ゆや)の辻より南へ折れ、鶴市(つるいち)神社(以上現中津市)の東を抜け、佐知(さち)村(現三光村)を通り、山国川に沿って樋田(ひだ)村(現本耶馬渓町)、戸原(とばる)村・柿坂(かきさか)村・宮園(みやぞの)村(現耶馬渓町)を経て、守実(もりざね)村(現山国町)で英彦(ひこ)山への道と分岐する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by