日本歴史地名大系 「山岸町」の解説 山岸町やまぎしちよう 岩手県:盛岡市盛岡城下山岸町[現在地名]盛岡市山岸一―二丁目下(した)小路の北東につづく両側町で、一町半ほどの町人町(内史略本「盛岡砂子」など)。北東は下米内(しもよない)村、西は愛宕(あたご)山から北山(きたやま)、南は中津(なかつ)川を隔てて加賀野(かがの)春木場に接する。北は御弓(おゆみ)町を通って塩の道と称された野田(のだ)街道(小本街道)につづく。かつては山岸村のうちであったが、元文城下図に山岸町とみえる。上田(うえだ)通代官の支配下にあったが、文化九年(一八一二)九月より町役を勤め、町並は町奉行の支配となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by