中津川(読み)なかつがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中津川
なかつがわ

神奈川県の中部を流れる川。相模川の支流。全長 33km。上流は丹沢山地南東部のヤビツ峠付近に発する布川で,北流して蛭ヶ岳に発する早戸川を合せる。愛川町からは南東流して山地を出,厚木市の市街地北方で相模川に合流する。上流域は丹沢山地の主峰群で,ニホンカモシカの生息地がある。早戸川との合流点付近には中津渓谷があり景勝地として知られていたが 1996年宮ヶ瀬ダムの建設により大部分が水没した。

中津川
なかつがわ

群馬県北西部に発し北流する信濃川の支流。全長約 43km。上流域は長野県に属する秋山 (温泉) 郷の山村で,新潟県津南町で信濃川に合流する。水源の野反湖ダムをはじめ,水力発電によく利用され,農業用水としても利用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

中津川【なかつがわ】

相模川の支流。長さ33km。神奈川県中部,丹沢山地のヤビツ峠付近に発して北流し,落合で東に転じて紅葉の名所中津渓谷をつくる。江戸時代にはアユ漁が盛んであった。愛川町から下流は河岸段丘が発達。上流域は丹沢大山国定公園の東部をなし,宮ヶ瀬ダムがある。
→関連項目愛川[町]相模川

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

なかつがわ【中津川】

埼玉県秩父郡大滝村を流れる荒川上流部の一支流。長野県南佐久郡川上村との境に源を発し,大滝村落合で荒川に合流する。幹川流路延長28km,流域面積114km2。全流程が山間地にあり,集落は河岸のわずかな平地,段丘,緩斜面に限られるが,川沿いには落合より上流へ中津川までバスが通じ,さらに長野県とは中津川林道で結ばれている。流路中ほどの中津川~塩沢間約9kmは中津峡として知られる。その下流の十々六木(とどろき)には滝沢ダムの建設がすすめられている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

なかつがわ【中津川】

岐阜県南東端、木曽川中流域にある市。木曽谷への入り口を占める。もと中山道の宿場町。電機・製紙業が盛ん。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔神奈川県〕中津川(なかつがわ)


神奈川県北部を流れる川。1級河川(相模(さがみ)川水系)。延長30km。丹沢(たんざわ)山地南東部の岳ノ台(たけのだい)(標高899m)に源を発し北流、中津渓谷から南東流して厚木(あつぎ)市で相模川に合流する。上流部にはキャンプ場・釣り場が点在。2000年(平成12)12月、中津渓谷に治水・上水道・発電用の宮ヶ瀬(みやがせ)ダムが完成した。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

多文化主義

マルチ・カルチュラリズムともいう。さまざまな人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方,立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方で,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

中津川の関連情報