日本歴史地名大系 「山崎闇斎家跡」の解説 山崎闇斎家跡やまざきあんさいけあと 京都市:上京区待賢学区元福大明神町山崎闇斎家跡[現在地名]上京区元福大明神町江戸時代の儒者で神道家の山崎闇斎が住み、講席を開いた家。闇斎は名を嘉、字を敬義、通称を嘉右衛門といい、播州山崎の人。妙心寺(現右京区)で僧となり土佐の吸江(きゆうこう)寺に移ったが、谷時中に朱子学を学んで儒者となり、寛永一九年(一六四二)追われて京都に戻り、天和二年(一六八二)に没するまで当地に住んだ。堀川通東側の四町目(現中京区)の伊藤仁斎の家とは指呼の間にある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by