山打三九郎(読み)やまうち さんくろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山打三九郎」の解説

山打三九郎 やまうち-さんくろう

?-? 江戸時代前期の漆工
飛騨(ひだ)(岐阜県)の人。春慶塗の創始者成田三左衛門の弟といわれる。元禄(げんろく)5年(1692)高山藩主金森頼峕(よりとき)の出羽(でわ)上山(かみのやま)(山形県)転封(てんぽう)にしたがって移住した。能代春慶塗の祖。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android