山本藤助(読み)ヤマモト トウスケ

20世紀日本人名事典 「山本藤助」の解説

山本 藤助
ヤマモト トウスケ

明治・大正期の実業家 山本汽船代表取締役;衆院議員(庚申倶楽部);帝塚山学院創立者。



生年
明治7年6月1日(1874年)

没年
大正15(1926)年8月16日

出身地
鳥取県

旧姓(旧名)
川田

学歴〔年〕
京都府立一商〔明治28年〕卒

経歴
帝国海上保険会社社員を経て、明治35年鉄鋼・船舶業を営む山本家婿養子となり、家業を発展させ、山本汽船代表取締役、大阪製鉄取締役、南洋製糖取締役、東印度貿易取締役、日本簡易火災保険取締役、実用自動車製造取締役など10数社の重役を務めた。また大阪市議、大阪商業会議所議員などを経て、大正9年鳥取1区から衆院議員(庚申倶楽部)に当選、1期務める。一方、5年私財を投じ帝塚山学院を創立し常任理事に就任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本藤助」の解説

山本藤助 やまもと-とうすけ

1874-1926 明治-大正時代の実業家,政治家。
明治7年6月1日生まれ。35年鉄鋼・船舶業をいとなむ山本家の娘婿となり,家業を発展させ山本汽船など十数社の重役をつとめる。大阪市会議員,大阪商業会議所議員などをへて大正9年衆議院議員。大正5年私財を投じ帝塚山(てづかやま)学院を創立した。大正15年8月16日死去。53歳。鳥取県出身。京都府立第一商業卒。旧姓は川田。前名は実。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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