山本藤枝(読み)ヤマモト フジエ

20世紀日本人名事典 「山本藤枝」の解説

山本 藤枝
ヤマモト フジエ

昭和・平成期の女性史研究家,児童文学作家,詩人



生年
明治43(1910)年12月7日

没年
平成15(2003)年7月7日

出生地
和歌山県かつらぎ町

本名
山本 フジエ

別名
筆名=露木 陽子

学歴〔年〕
東京女高師文科〔昭和6年〕卒

主な受賞名〔年〕
サンケイ児童出版文化賞(第24回)〔昭和52年〕「細川ガラシャ夫人」

経歴
尾上柴舟の歌誌「水甕」に参加。18歳ごろより詩作を始め、「詩集」「詩佳人」に参加。戦中から戦後にかけては露木陽子の筆名で少女小説や伝記などを執筆。昭和35年ごろから女性史の研究に取り組んだ。著書に「日本の女性史」(全4巻・共著)「黄金の釘を打ったひと―歌人与謝野晶子の生涯」、詩集「近代の眸」、児童文学「雪割草」「手風琴の物語」「飛鳥はふぶき」「細川ガラシャ夫人」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android