デジタル大辞泉 「山水図」の意味・読み・例文・類語 さんすいず〔サンスイヅ〕【山水図】 京都の建仁寺方丈(国指定重要文化財)を飾っていた障壁画の一。安土桃山時代の画家、海北友松の作。8面の襖絵で、東側の4面には、水辺の風景と楼閣滝、北側の4面は、楼閣、水辺の風景と滝が水墨で描かれている。山水図襖。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の山水図の言及 【狩野探幽】より …以後,1634年制作の名古屋城上洛殿障壁画あたりを境に筆数を減じ,余白の余韻を生かした瀟洒(しようしや)で淡白な画風へと転ずる。大徳寺本坊障壁画《山水図》(1641)はその完成された姿である。それは,幕藩体制整備の時勢における武士階級の生活感情に即したものといえる。… ※「山水図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by