山田聖栄自記(読み)やまだしようえいじき

日本歴史地名大系 「山田聖栄自記」の解説

山田聖栄自記
やまだしようえいじき

山田聖栄著

成立 文明一四年

分類 伝記

写本 鹿児島大学附属図書館玉里文庫・東京大学史料編纂所・鹿児島県立図書館など

解説 室町期の島津氏一族で大隅国市成などを所領とした山田聖栄(応永五年―文明一五年)が、島津氏の由来やその被官系譜伝承などを整理して叙述、さらに同時代の守護家の動向を自身の行動を含め記録したもの。室町期の日向南部地域への島津氏の勢力拡張と日向の諸領主の対応についても多くが叙述されており、室町期の南九州研究の基本資料の一つである。

活字本 鹿児島県史料集


山田聖栄自記
やまだしようえいじき

山田聖栄(忠尚)

成立 文明一四年

写本 鹿児島大学附属図書館玉里文庫・東京大学史料編纂所・鹿児島県立図書館など

解説 室町期の島津氏一族で大隅国市成などを所領とした山田聖栄(文明一五年以降に没)が、島津氏の由来やその被官の系譜・伝承などを整理して叙述、さらに同時代の守護家の動向を自身の行動を含め記録したもの。室町期の島津氏の勢力拡張についても多くの叙述があり、室町期の南九州研究の基本史料の一つである。

活字本 鹿児島県史料集七

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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