山留め(読み)やまどめ(その他表記)lateral supports in open cuts; land-slide protection wall

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山留め」の意味・わかりやすい解説

山留め
やまどめ
lateral supports in open cuts; land-slide protection wall

山止めとも書く。土工事において掘削を行うときに,周囲地盤がくずれないようにするために設ける構造物一般のことをいう。土工事における現場用語で,「山」とは土のことをさし,山が来るということは,土砂がくずれることを意味する。したがって,山留めは現場用語で土砂の崩壊を防ぐということになる。普通は鋼矢板か,H鋼 (→Hバンド ) と木製の横矢板で直接土砂を押え,これらを前面から腹起しと切梁で支える。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む