デジタル大辞泉
「山砲」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さん‐ぽう‥パウ【山砲】
- 〘 名詞 〙 山地での使用に適するように、砲をいくつかに分解して運搬することができるようにした火砲。〔五国対照兵語字書(1881)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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山砲
さんぽう
mountain gun
山地でも分解して馬に載せて運べる火砲。普通6~10頭の馬に分けて載せられる。射程は,野砲に比べて短い。日本で最初につくられた山砲は,日清戦争に使われた青銅製砲。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の山砲の言及
【大砲】より
…17~18世紀には大砲の構造の統一・画一化が推進された。この時期に山砲,野砲,要塞砲等の使用目的による区別が生まれ,砲身長と弾道に応じてカノン(加農),榴弾,臼砲の基本的分類がはじめてなされた(図2)。19世紀後半になって,14世紀以来の弾丸を砲口から装塡する前装式滑腔砲から後送式旋条砲に改革された。…
※「山砲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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