山背泊町(読み)やませどまりちよう

日本歴史地名大系 「山背泊町」の解説

山背泊町
やませどまりちよう

[現在地名]函館市入舟町(いりふねちよう)

台(だい)町の北西に位置し、箱館町の西端部、函館山の北西麓にあたる海岸に開けた町。山瀬泊とも書く。「蝦夷日誌」(一編)に引く文化四年(一八〇七)の箱館港の船入澗調査書に「山瀬泊り、此処北、西、南の時化ニは不宜。尤深サは一丈三、四尺より弐丈ニも及ぶ。荷役相改済、出帆風待之船、多く此処ニ懸る也」と記され、東風(やませ)が吹く時、船が風待ちのため仮泊したところであったので、この町名が生れた(箱館夜話草)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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