山蓼(読み)やまたで

精選版 日本国語大辞典 「山蓼」の意味・読み・例文・類語

やま‐たで【山蓼】

  1. 〘 名詞 〙 山野に野生するヤナギタデに類似したハナタデなどの総称
    1. [初出の実例]「毛蓼 今案也末多天」(出典:多識編(1631)二)
    2. 「その血潮ふたりは吐かぬちぎりなりき春を山蓼(ヤマタデ)たづねますな君」(出典みだれ髪(1901)〈与謝野晶子白百合)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android