山藤宗山(読み)ヤマフジ ソウザン

20世紀日本人名事典 「山藤宗山」の解説

山藤 宗山
ヤマフジ ソウザン

昭和期の茶道家(裏千家) 今日庵名誉教授;淡交会常任理事。



生年
明治42(1909)年11月10日

没年
平成3(1991)年11月2日

出身地
兵庫県

本名
山藤 愛男(ヤマフジ ヨシオ)

別名
号=清澄庵

学歴〔年〕
神戸商卒

主な受賞名〔年〕
淡々斎茶道文化賞(第25回)〔平成2年〕

経歴
大正10年裏千家今日庵に入門し、今日庵家元業躰として同流の普及に尽力。昭和43年から海外各地で巡回指導する。裏千家学園茶道専門学校教授、兵庫県茶道協会相談役などを務める。風炉灰茶花造詣が深く、著書に「風炉灰の話」「侘びの茶花」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山藤宗山」の解説

山藤宗山 やまふじ-そうざん

1909-1991 昭和時代の茶道家。
明治42年11月10日生まれ。裏千家家元教授。大正10年裏千家今日庵に入門。昭和43年から海外各地で巡回指導。裏千家学園茶道専門学校教授,兵庫県茶道協会相談役などをつとめた。平成3年11月2日死去。81歳。兵庫県出身。神戸商業卒。本名は愛男(よしお)。号は清澄庵。著作に「風炉灰の話」「佗びの茶花」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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