山隈(読み)ヤマグマ

デジタル大辞泉 「山隈」の意味・読み・例文・類語

やま‐ぐま【山×隈】

山の入り組んだ所。
姫君を介錯し、まづ―にぞ忍びける」〈浄・十二段

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精選版 日本国語大辞典 「山隈」の意味・読み・例文・類語

やま‐ぐま【山隈】

  1. 〘 名詞 〙 山のくま。山の屈折して入りくんだ所。
    1. [初出の実例]「姫君を介錯し、まづ山ぐまにぞ忍びける」(出典:浄瑠璃・十二段(1698頃)道行)

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