山駕籠(読み)ヤマカゴ

デジタル大辞泉 「山駕籠」の意味・読み・例文・類語

やま‐かご【山×籠】

昔、山道などで用いた粗末な駕籠。竹で底を円形に編み、垂れがなく、丸棒または丸竹を通してかつぐ。山輿やまごし

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精選版 日本国語大辞典 「山駕籠」の意味・読み・例文・類語

やま‐かご【山駕籠】

  1. 山駕籠〈守貞漫稿〉
    山駕籠〈守貞漫稿〉
  2. 〘 名詞 〙 昔、山道などで用いられた駕籠。竹で編み、底を円形に、屋根網代(あじろ)に造り、垂れがなく、丸い棒や竹などを釣り手とした、粗末なもの。山乗り物。山輿(やまごし)
    1. [初出の実例]「茶色の羽織を着し、山籠に乗り」(出典:徳川実紀‐元和元年(1615)五月七日)

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