山鹿清華(読み)ヤマガ セイカ

20世紀日本人名事典 「山鹿清華」の解説

山鹿 清華
ヤマガ セイカ

大正・昭和期の染織工芸家



生年
明治18(1885)年3月12日

没年
昭和56(1981)年6月26日

出生地
京都府京都市烏丸通三条上ル

本名
山鹿 健吉

主な受賞名〔年〕
日本芸術院賞(昭26年度)〔昭和27年〕,文化功労者〔昭和44年〕,京都名誉市民〔昭和45年〕

経歴
小学校卒業後、織り図案日本画を勉強し、明治末期から大正にかけて関西図案会、新工芸院、京都図案家協会などの創立尽力撚糸、染めなど広く内外の染織技法の研究を続けて独創的な手織綿をあみ出した染色工芸界の草分け。代表作に「手織錦無心壁掛」などがあり、京都・南座などの大どん帳も出がけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山鹿清華」の解説

山鹿清華 やまが-せいか

1885-1981 大正-昭和時代の染織家。
明治18年3月12日生まれ。西田竹雪に織物図案,河辺華挙に日本画,神坂雪佳に図案をまなぶ。手織綴錦(つづれにしき)を研究制作し,昭和27年手織錦「無心壁掛」で芸術院賞。32年芸術院会員。44年文化功労者。昭和56年6月26日死去。96歳。京都出身。本名は健吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山鹿清華」の解説

山鹿 清華 (やまが せいか)

生年月日:1885年3月12日
大正時代;昭和時代の染織家
1981年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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