岑寂(読み)しんせき

精選版 日本国語大辞典 「岑寂」の意味・読み・例文・類語

しん‐せき【岑寂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 高く静まりかえっているさま。さびしげに高くそびえ立っているさま。また、きわめてさびしいこと。
    1. [初出の実例]「岑寂此山中、終日無儔匹」(出典:随得集(1388頃)病中唱和)
    2. [その他の文献]〔鮑照‐舞鶴賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「岑寂」の読み・字形・画数・意味

【岑寂】しんせき

高くてものしずか。唐・杜甫〔樹間〕詩 岑寂たり、雙甘樹 婆娑(ばさ)として、一院香し

字通「岑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む