普及版 字通 「岑」の読み・字形・画数・意味


7画

[字音] シン・ギン
[字訓] みね・やま

[説文解字]

[字形] 形声
声符は今(きん)。その声の転じたものであろう。〔説文九下に「山小にして高きなり」とあり、嶮峻のところをいう。崖岸の意のときには、ギンの音でよむ。

[訓義]
1. みね、やま、小高いやま。
2. たかい、けわしい。
3. きし

[古辞書の訓]
名義抄〕岑 ミネ・キラフ 〔字鏡〕岑 サカシキミネ・ヤマノタカキミネ・ミネ・クマ

[熟語]
岑鬱岑翳岑壑・岑岑嵒岑巌岑崟岑峭岑岑・岑寂・岑立岑嶺岑楼
[下接語]
陰岑・雲岑・遠岑・危岑・孤岑・高岑・峻岑・森岑・青岑・曾岑・蒼岑・梅岑・碧岑遥岑・乱岑・陵岑

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む