日本歴史地名大系 「岡原霧島神社」の解説 岡原霧島神社おかはるきりしまじんじや 熊本県:球磨郡岡原村岡本村岡原霧島神社[現在地名]岡原村岡本岡本谷と宮原(みやはる)谷に挟まれた尾根の麓に位置する。明治四二年(一九〇九)に大炊神霧島(おいかみきりしま)神宮と中島霧島(なかしまきりしま)神宮の合併が許可され、翌年現在地に移転し社号を改めた。祭神は天津彦火火出見命ほか二二神。大炊神霧島神宮は日向国霧島神社と同体。旧村社。球磨郡神社記によると、大同年中(八〇六―八一〇)の草創、永万元年(一一六五)再興、天文一七年(一五四八)修造、元和四年(一六一八)修造とある。「郡村誌」には「社地二反歩、神殿九坪、拝殿一一坪二合五勺」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by