岡山古墳群(読み)おかやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「岡山古墳群」の解説

岡山古墳群
おかやまこふんぐん

[現在地名]近江八幡市牧町

独立山塊の岡山に分布する古墳時代後期の古墳群。同山は現在は陸続きであるが、かつては湖上に浮ぶ島であった。琵琶湖側の通称かしら山と南東側の通称山の東尾根上、および両山それぞれの鞍部と大きく四つの支群より構成される。これまで四二基の古墳が確認されているが、岡山城築城などで相当破壊されたと考えられる。昭和五五―五六年(一九八〇―八一)中世岡山城の発掘調査が実施され、新たに三基の後期古墳が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android