事典 日本の地域ブランド・名産品 「岡山白桃」の解説
岡山白桃[果樹類]
おかやまはくとう
岡山県産の白桃。岡山県での桃栽培は、1875(明治8)年に中国から天津水蜜・上海水蜜という桃を導入して始まった。その後、研究や品種改良が重ねられ、上海水蜜を改良し1901(明治34)年に誕生した白桃が、最も広く生産されるようになった。全国での生産量・栽培面積ともに上位にランクされる。岡山県の桃は一玉ごとに袋を掛けて育てられるため、白色でみずみずしく、甘い香りと上品な甘さ、とろけるような味わいが特徴である。旬は、7月上旬から8月上中旬頃。2007(平成19)年3月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5031193号。地域団体商標の権利者は、全国農業協同組合連合会。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報