岡田 刀水士(読み)オカダ トミジ

20世紀日本人名事典 「岡田 刀水士」の解説

岡田 刀水士
オカダ トミジ

大正・昭和期の詩人



生年
明治35(1902)年11月6日

没年
昭和45(1970)年9月30日

出生地
群馬県前橋

学歴〔年〕
群馬師範卒

経歴
萩原朔太郎の影響を受け大正末期から詩作、多田不二主宰の「帆船」に中西悟堂らと参加、次いで「日本詩人」、草野心平の「銅鑼」、佐藤惣之助の「詩之家」などに作品を発表、詩話会会員となり、詩話会編「日本詩集1926版」に田中清一、大鹿卓らとともに新人として推された。戦後は草野心平の「歴程」に拠り、高崎で「青猫」を発行。詩集に私家版「興隆期」「桃李の路」「谷間」「幻影哀歌」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android