岡田 又三郎(読み)オカダ マタサブロウ

20世紀日本人名事典 「岡田 又三郎」の解説

岡田 又三郎
オカダ マタサブロウ

昭和期の洋画家 日展理事。



生年
大正3(1914)年8月2日

没年
昭和59(1984)年3月2日

出生地
東京都

学歴〔年〕
東京美術学校油画科〔昭和13年〕卒

主な受賞名〔年〕
日展特選〔昭和28年〕,パリのル・サロン展金賞〔昭和40年〕,芸術選奨文部大臣賞〔昭和46年〕,日本芸術院賞〔昭和51年〕

経歴
裸婦像や風景画で知られ、昭和40年にはパリのル・サロン展に「冬の箱根」を出品、日本人として初めて金賞を受賞した。冬景色を描くために毎年滞在していた軽井沢別荘での一人暮らし中、発作を起こして死去

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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