岡田 完二郎(読み)オカダ カンジロウ

20世紀日本人名事典 「岡田 完二郎」の解説

岡田 完二郎
オカダ カンジロウ

昭和期の実業家 元・富士通社長。



生年
明治24(1891)年10月24日

没年
昭和47(1972)年9月9日

出生地
三重県

学歴〔年〕
東京高等商業学校〔大正2年〕卒

経歴
大正2年古河合名に入り、6年古河商事、10年古河鉱業と勤め、昭和2年古河合名に復帰。16年取締役となり、常務から20年社長となった。古河血縁以外の初の社員出身社長。21年公職追放で辞任し、宇部興産を経て34年富士通信機製造社長、45年会長。国産コンピューターの企業化に成功、親会社富士電機をしのぐ大会社富士通に育て上げた。日経連、経団連各常任理事、古河三水会理事会議長、通信機械工業会、日本ユネスコ協会連盟各会長などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「岡田 完二郎」の解説

岡田 完二郎 (おかだ かんじろう)

生年月日:1891年10月24日
昭和時代の実業家。富士通社長;通信機械工業会会長
1972年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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