岡田鯱彦(読み)オカダ シャチヒコ

20世紀日本人名事典 「岡田鯱彦」の解説

岡田 鯱彦
オカダ シャチヒコ

昭和期の小説家 元・東京学芸大学教授。



生年
明治40(1907)年12月19日

没年
平成5(1993)年8月4日

出生地
東京

本名
岡田 藤吉(オカダ トウキチ)

学歴〔年〕
東京帝大文学部国文学科〔昭和13年〕卒

経歴
各学校を歴任後、昭和24〜46年東京学芸大学教授をつとめる。24年「妖鬼呪言」が「宝石」の懸賞小説に一等入選、以後作家としても活躍。「薫大将と匂の宮」「幽溟荘の殺人」「樹海の殺人」などを発表、35年で筆を絶った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡田鯱彦」の解説

岡田鯱彦 おかだ-しゃちひこ

1907-1993 昭和時代の国文学者,推理作家。
明治40年12月19日生まれ。昭和24年東京学芸大教授,46年聖徳短大教授。その間王朝時代に題材をとったサスペンス「薫大将と匂の宮」(のち「源氏物語殺人事件」と改題)や,「噴火口上の殺人」などを発表した。平成5年8月4日死去。85歳。東京出身。東京帝大卒。本名は藤吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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