デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩井左源太」の解説 岩井左源太(初代) いわい-さげんた ?-? 江戸時代前期-中期の歌舞伎役者。初代岩井半四郎の門人。若衆方から若女方に転じ,元禄(げんろく)11年(1698)京都早雲座で初演された「傾城(けいせい)浅間岳」の傾城奥州役で人気をえる。のち生島新五郎に入門,生島新之丞の名で立役(たちやく)となるが,正徳(しょうとく)3年女方にもどった。通称は左太郎,久兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例