岩井手煙硝屋跡（読み）いわいでえんしようやあと

日本歴史地名大系「岩井手煙硝屋跡」の解説

[現在地名]山内町大字三間坂

三間坂（みまさか）村岩井手の三間坂川沿岸。

幕末、佐賀藩武雄領では西洋火技の研究を行い、「のろし」に代わる信号弾を製造した。その火薬の原料である硝石を粉末にする工場で、水車を動力源として石臼を回した。「佐賀火薬」として名声をあげ、各藩からの注文が殺到した。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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