20世紀日本人名事典 「岩内とみゑ」の解説 岩内 とみゑイワウチ トミエ 大正・昭和期の社会運動家 生年明治31(1898)年10月15日 没年昭和61(1986)年3月26日 出生地山梨県東山梨郡加納岩村(現・山梨市) 旧姓(旧名)和田 とみゑ 学歴〔年〕小学校中退 経歴製糸工場の女工として働き、大正6年上京。亀戸のセルロイド工場女工となるが、キリスト教信者となって、日暮里のキリスト教社会事業団体愛隣団体診療所看護婦となる。また労働運動にも参加し、昭和2年日本労農党傘下の全国婦人同盟を結成し、無産婦人運動家として活躍した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩内とみゑ」の解説 岩内とみゑ いわうち-とみえ 1898-1986 大正-昭和時代の社会運動家。明治31年10月15日生まれ。岩内善作の妻。11歳から製糸工場などではたらく。受洗後の大正10年東京日暮里(にっぽり)で愛隣団の看護婦となる。全国婦人同盟,社会大衆婦人同盟などの幹部をつとめ,中間派無産婦人運動を指導した。昭和61年3月26日死去。87歳。山梨県出身。旧姓は和田。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by