岩内善作(読み)イワウチ ゼンサク

20世紀日本人名事典 「岩内善作」の解説

岩内 善作
イワウチ ゼンサク

大正・昭和期の社会運動家



生年
明治22(1889)年12月16日

没年
昭和59(1984)年6月24日

出生地
新潟県三島郡日越村(現・長岡市)

学歴〔年〕
長岡中中退

経歴
中学卒業後農業従事していたが、大正6年上京し、亀戸でセルロイド工などをする。9年友愛会日暮里支部を結成し、また農民運動にも参加。15年日本労農党に入り、多くの労働争議を指導する。のち日本大衆党などに参加し、日暮里を基盤に東京府会議員などを歴任。昭和19年郷里に帰り、農業に従事。戦後村会議員などを経て上京し、日本ベトナム友好協会東京都連合会理事長などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩内善作」の解説

岩内善作 いわうち-ぜんさく

1889-1984 大正-昭和時代の労働運動家。
明治22年12月16日生まれ。大正15年総同盟関東紡織労組を結成して主事となり,女子労働者の組織化につくす。総同盟第2次分裂後は組合同盟に参加。日本労農党,社会大衆党などの中央委員をつとめた。昭和59年6月24日死去。94歳。新潟県出身。長岡中学中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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