事典 日本の地域ブランド・名産品 「岩出山しの竹細工」の解説
岩出山しの竹細工[竹工]
いわでやましのたけざいく
大崎市岩出山地区で製作されている。江戸時代の享保年間(1716年〜1736年)に第4代岩出山城主・伊達村泰が武士の手仕事として奨励したのがその起源とされ、以来300年以上の伝統を有する。しの竹の特徴は、弾力があってやわらかいところ。なめらかな表皮を丁寧に内側に編み込んでいくため、指に優しく、水切れが良いなど機能的にも優れる。弾力性・耐久性に富む笊や籠などが日用品として広く愛用されている。宮城県伝統的工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報