岩戸経塚(読み)いわどきようづか

日本歴史地名大系 「岩戸経塚」の解説

岩戸経塚
いわどきようづか

[現在地名]木城町高城

小丸おまる川の左岸岩戸原いわどばる地上に立地する。第二次世界大戦後、農地開拓中に発見された。遺構は深さ約一メートル、径三〇センチの円筒形状に掘られた土坑床面に扁平な自然石が配される。その上に経筒が置かれ、木炭片を埋めて地上には標石が建てられている。さらにそこを中心とし、径約六メートルの所に一〇―二〇センチ大の自然石が環状配石されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android