岩永文楨(読み)いわなが ぶんてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩永文楨」の解説

岩永文楨 いわなが-ぶんてい

1802-1866 江戸時代後期の医師,本草家。
享和2年生まれ。大坂道修町で開業のかたわら,本草学を山本亡羊にまなぶ。天保(てんぽう)6年大坂では戸田旭山(きょくざん)以来七十余年ぶりに物産会を再開した。慶応2年6月15日死去。65歳。京都出身。名は之房。号は鐘奇斎,藿斎,玄昌堂。著作に「鐘奇斎随筆」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android