岩瀬英一郎(読み)イワセ エイイチロウ

20世紀日本人名事典 「岩瀬英一郎」の解説

岩瀬 英一郎
イワセ エイイチロウ

昭和期の実業家 三越社長。



生年
明治27(1894)年9月13日

没年
昭和38(1963)年3月22日

出生地
神奈川県

学歴〔年〕
慶応義塾大学理財科〔大正7年〕卒

経歴
三井銀行に入り、ニューヨーク支店長、東京電燈経理部部長、常務、関東配電理事などを経て、三越に入り、昭和18年社長となった。ワンマンと言われたが、労使協調路線を確立、超合理主義で三越の基盤を築いた。日経連常任理事、日本デパートメント協会会長も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩瀬英一郎」の解説

岩瀬英一郎 いわせ-えいいちろう

1894-1963 昭和時代経営者
明治27年9月13日生まれ。三井銀行ニューヨーク支店長,東京電灯(現東京電力)常務などをへて三越にはいる。昭和18年社長。戦後百貨店業界をリードする経営手腕を発揮した。昭和38年3月22日死去。68歳。神奈川県出身。慶応義塾卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android