最新 地学事典 「岩石—水反応」の解説
がんせきみずはんのう
岩石—水反応
water-rock interaction
地球表層及び地球内部におけるさまざまな岩石と水との反応を指す。岩石そのものの反応は非常にゆっくりしたものであるが,岩石に流体が加わると,物質やエネルギーの移動,化学反応が劇的に加速する。その結果,岩石-水反応は,鉱床や地熱資源が形成する中心的な役割を果たす。地球内部を含めたH2OやCO2の大循環は,気候,海水,生態系の変動に大きな影響を与える。ほかに低温での岩石の風化・堆積作用,地層中の土壌・岩石と地下水・間隙水との反応,続成作用,変成作用が含まれる。
執筆者:野田 徹郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

