岩鼻村(読み)いわはなむら

日本歴史地名大系 「岩鼻村」の解説

岩鼻村
いわはなむら

[現在地名]高崎市岩鼻町

東流する烏(からす)川の左岸崖上と、東南流する井野(いの)川の最下流右岸を占める。両川が村内東南端で合流し、北は綿貫(わたぬき)村、東は井野川を挟んで八幡原(やはたばら)村、南は烏川を挟んで緑野(みどの)郡中島(なかじま)・立石(たついし)(現藤岡市)の二村。烏川べりを中山道が通り、江戸へ向かってはここから烏川を渡って緑野郡へ入った。「上毛古墳綜覧」には竜宮(りゆうぐう)・天神(てんじん)・塚合(つかあい)・延養寺(えんようじ)に計九基の円墳が載る。年未詳四月一〇日付武田信玄条書(大沢二朗氏所蔵文書)に「岩鼻之執出可破却哉否儀、畢竟可依耕作之有無之事」とみえ、武田氏の取出(砦)の存在が知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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