岸上大作(読み)キシガミ ダイサク

20世紀日本人名事典 「岸上大作」の解説

岸上 大作
キシガミ ダイサク

昭和期の歌人,学生運動家



生年
昭和14(1939)年10月21日

没年
昭和35(1960)年12月5日

出生地
兵庫県神埼郡福崎町

学歴〔年〕
国学院大学文学部国文学科〔昭和33年〕入学

経歴
高一の時「まひる野」入会。33年国学院大学国文学科入学。「国学院短歌」「汎」「具象」等に関る。35年短歌研究新人賞に「意志表示」推薦安保闘争を闘い新鋭として注目を集めはじめた矢先同年12月5日自殺。「岸上大作全集」他。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸上大作」の解説

岸上大作 きしがみ-だいさく

1939-1960 昭和時代後期の歌人。
昭和14年10月21日生まれ。高校時代歌誌「まひる野」に入会。昭和35年国学院大在学中,六○年安保闘争をうたった短歌40首が「短歌研究」新人賞佳作となる。同年12月5日闘争と恋への挫折感をかきのこして自殺。21歳。のち歌集「意志表示」と日記が刊行され,青年層の共感をよんだ。兵庫県出身。
格言など】かがまりてこんろに赤き火をおこす母とふたりの夢つくるため(「意志表示」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「岸上大作」の解説

岸上 大作 (きしがみ だいさく)

生年月日:1939年10月21日
昭和時代の歌人;学生運動家
1960年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android