岸野淳子(読み)キシノ ジュンコ

20世紀日本人名事典 「岸野淳子」の解説

岸野 淳子
キシノ ジュンコ

昭和期の記者,評論家 元・法政大学講師;元・サンケイ新聞記者。



生年
昭和5(1930)年9月28日

没年
昭和60(1985)年6月17日

出生地
埼玉県

学歴〔年〕
東京女子大学文学部英米文学科卒

経歴
サンケイ新聞に入社し、文化部記者として連載「非行少年」などを担当。44年退社し、大学非常勤講師などのかたわら、翻訳・文筆活動に従事。50年から思想の科学研究会会員。52年乳がんの手術。その後都立大学の小沢有作ゼミに通い、在日朝鮮人問題を研究。没後「岸野寿美・淳子賞」が設けられた。主な著書に「忘れられた非行少年」「非行少女」「女の地平から見えてきたもの―女性記者の自分史」「自立共存の教育」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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