峯ノ阪遺跡(読み)みねのさかいせき

日本歴史地名大系 「峯ノ阪遺跡」の解説

峯ノ阪遺跡
みねのさかいせき

[現在地名]三郷町勢野東三丁目

生駒いこま山系の南端信貴しぎ山から南東に延びる尾根上で検出された旧石器時代の遺跡。平成七年(一九九五)に橿原考古学研究所によって発掘調査が実施され、旧石器時代の文化層二層が存在することが確認された。上層では七世紀代の遺構と同一面で、サヌカイト製の小型ナイフ形石器など一千七〇〇点が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む