島公靖(読み)シマ キミヤス

20世紀日本人名事典 「島公靖」の解説

島 公靖
シマ キミヤス

昭和期の舞台・テレビ美術家,劇作家,俳人



生年
明治42(1909)年6月13日

没年
平成4(1992)年7月25日

出生地
香川県

別名
筆名=山村 七之助

学歴〔年〕
東京美術学校図案科

主な受賞名〔年〕
伊藤熹朔賞テレビ部門(第4回・昭51年度)〔昭和52年〕「目撃」(NHK)

経歴
昭和3年伊藤熹朔に入門。舞台装置のほか、移動演劇用脚本も手がける。第二次春秋座脚本部を経て、前進座文芸部・美術部員となる。のち東宝、大映松竹を経て、27年NHK入局。テレビ美術を手がけ、NHK美術センターのチーフ・デザイナーとなる。また45年頃から俳句を始め、安住敦・龍岡晋の手ほどきをうける。「春燈」所属。主な舞台美術にテレビ「転落詩集」「目撃」(NHK)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む