島巡・島廻(読み)しまめぐり

精選版 日本国語大辞典 「島巡・島廻」の意味・読み・例文・類語

しま‐めぐり【島巡・島廻】

[1] 〘名〙
① 島のなかや島のまわりなどを見てまわること。また、島々を船でめぐって遊覧すること。
※歌仙本重之集(1004頃)「肥後にてためちかが島巡りに出でていみじかりける処を見せずなりにけるとて歌よめり」
② 島々をめぐり歩いて見聞したことを記したもの。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「盖し我国の巡島記(シマメグリ)類は総じて奇異譚部類なれども」
③ 鳥「ちゅうさぎ(中鷺)」の異名。〔大和本草(1709)〕
[2] 謡曲。四番目物。廃曲。子を人商人(ひとあきびと)に連れ去られた母親は心乱れて子を尋ね歩き、近江国辛崎(からさき)で所の名所を島廻りするうちにわが子と再会する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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