部類(読み)ぶるい

精選版 日本国語大辞典 「部類」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐るい【部類】

〘名〙
① (━する) 種類によって分けること。また、種類による区別や区別したもの。部分け。
古今(905‐914)真名序「於是重有詔。部類所奉之哥。勒為二十巻
※若き日(1943)〈広津和郎〉二「麻布の桜田町といへば東京中でも尤も高台の部類に属してゐる」
仲間同類
古事談(1212‐15頃)四「さては心やすしと云て被切けり、部類五人同切」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「部類」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐るい【部類】

種類によって分けた、その一つ一つグループ。「優等生部類に属する」
仲間。
東西南北の―眷族けんぞく」〈伽・熊野の御本地〉
[類語]種目条項条目品目細目部門種類

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android