島木(読み)シマキ

精選版 日本国語大辞典 「島木」の意味・読み・例文・類語

しま‐ぎ【島木・嶋木】

  1. 〘 名詞 〙 鳥居笠木(かさぎ)の下に、長く横に渡した木。
    1. [初出の実例]「南荒垣鳥居置島木、打冠木」(出典:文永三年御遷宮沙汰文(1268頃))

しまき【島木】

  1. ( 「しまぎ」とも ) 姓氏の一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の島木の言及

【鳥居】より


[構造]
 2本の柱を建て,その上に笠木(かさぎ)を渡し,その下方に貫(ぬき)を通す(図1)。笠木の下に接して平行に島木を渡し,島木と貫との間に額束(がくつか)を設けてそこに額をかけたものも多い。笠木の両端の反りあがっている部分は反増(そりまし)と呼ぶ。…

※「島木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む