島村衛吉(読み)しまむら えきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島村衛吉」の解説

島村衛吉 しまむら-えきち

1834-1865 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)5年10月生まれ。島村真潮(ましお)の弟。土佐高知藩の郷士。千葉一胤(かずたね),桃井春蔵(しゅんぞう)のもとで剣術を修業武市瑞山(たけち-ずいざん)の土佐勤王党にくわわり,吉田東洋暗殺にかかわる。文久3年の八月十八日の政変後,高知藩における勤王党弾圧で下獄し,元治(げんじ)2年3月23日拷問(ごうもん)死。32歳。名は重険(しげのり)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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