島松駅逓所(読み)しままつえきていしよ

日本歴史地名大系 「島松駅逓所」の解説

島松駅逓所
しままつえきていしよ

[現在地名]北広島市島松

北広島市と恵庭市の境を東流する島松川の北岸、旧国道三六号沿いにある。旧島松駅逓所として国指定史跡。明治六年(一八七三)元ユウフツ場所総支配人で初代取締人を勤めた山田文右衛門が、同年七月完成した札幌本道(現国道三六号。函館―札幌)の島松川右岸に旅人止宿所設置の出願をしたことに始まる。同一三年頃から駅逓の経営は請人であった中山久蔵が引継ぎ、同家を駅逓継替所として使用した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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