普及版 字通 「崇厚」の読み・字形・画数・意味 【崇厚】すうこう てあつい。〔詩話総亀後集、誚〕東坡(軾)の詩をるに、只だ是れを誚(きせう)するのみ、殊に柔崇厚の氣無し。此れを以て、人故(ことさら)に得て之れを罪す。字通「崇」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「崇厚」の意味・わかりやすい解説 崇厚すうこうChong-hou; Ch`ung-hou [生]道光6(1826)[没]光緒19(1893)中国,清末の外交官。満州 鑲黄旗の人。字は地山。姓は完顔。道光 29 (1849) 年の挙人。咸豊 11 (61) 年三口通商大臣,以後天津で諸外国との交渉にあたった。同治9 (70) 年,天津のフランス領事その他の殺傷事件 (→天津教案 ) で謝罪使として渡仏した。光緒4 (78) 年,ロシアに行きイリ (伊犂) 事件の解決交渉にあたり,リバディア条約を結んだが,清朝政府の批准を得られず,責任を問われて死刑の宣告を受けた。イギリスなどの仲介により釈放されたが,その後も不遇であった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by