嵐の日(読み)あらしのひ

精選版 日本国語大辞典 「嵐の日」の意味・読み・例文・類語

あらし【嵐】 の 日(ひ)

  1. ( 嵐の多い二百十日に当たることが多いところから ) 八朔(はっさく)、すなわち、陰暦八月一日をいう。吉原では遊女白無垢を着る例があった。
    1. [初出の実例]「子は二かいおやじは屋根にあらしの日」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和六(1769)天一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android