新撰 芸能人物事典 明治~平成 「嵐みんし」の解説 嵐 みんしアラシ ミンシ 職業歌舞伎俳優 本名西脇 勝吉 別名初名=中村 梅之助,嵐 璃三郎,嵐 橘三郎(3代目),嵐 珉子(6代目) 屋号伊丹屋,吉田屋 生年月日安政1年 出生地土佐国(高知県) 経歴はじめ中村梅之助の名で舞台に上がり、大坂の天満芝居や竹田芝居などで活動。のち4代目嵐寛璃の門人となり、璃三郎・橘三郎(3代目)を名乗る。明治12年6代目珉子(のち みんし)を襲名。「三人新兵衛」での小女郎が当たり役となったほか、「隅田川花御所染」で一人四役をこなすなど、若女形として人気を集める。嵐系の持ち味である江戸芸風を伝える俳優として、上方芝居では貴重な存在であった。 没年月日明治38年 1月24日 (1905年) 出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐みんし」の解説 嵐みんし あらし-みんし 1854-1905 幕末-明治時代の歌舞伎役者。安政元年生まれ。4代嵐璃寛(りかん)にみいだされ,明治12年6代嵐珉子を襲名,「三人新兵衛」の小女郎を演じて好評を博し,若女方となる。のち「みんし」とあらためる。明治38年1月24日死去。52歳。土佐(高知県)出身。本名は西脇勝吉。前名は嵐璃三郎。屋号は伊丹屋,吉田屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by