嶄然として頭角を現す(読み)ザンゼントシテトウカクヲアラワス

デジタル大辞泉 「嶄然として頭角を現す」の意味・読み・例文・類語

嶄然ざんぜんとして頭角とうかくあらわ・す

他よりひときわぬきんでて、才能力量を現す。
編輯天才は―・すのである」〈鴎外灰燼

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精選版 日本国語大辞典 「嶄然として頭角を現す」の意味・読み・例文・類語

ざんぜん【嶄然】 と して頭角(とうかく)を現(あら)わす

  1. 一段高くぬきんでて力量をあらわす。ひときわ目立って才能をあらわす。
    1. [初出の実例]「諸生の中にありて、嶄然(ザンぜん)として頭角を露(アラハ)し、老師皆その大成を期す」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐柳子厚墓誌銘〕

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