20世紀日本人名事典 「嶋田卓弥」の解説 嶋田 卓弥シマダ タカヤ 昭和期の実業家 元・蛇の目ミシン工業社長。 生年明治34(1901)年12月1日 没年昭和58(1983)年3月27日 出生地京都府 経歴小学校5年の時父親が死去したため、大阪の問屋に奉公にでる。のち上京し、「井上英語講義録」の販売宣伝などを手掛ける。昭和9年帝国ミシン企画宣伝部長となり、月掛け予約販売システムで売上げを伸す。22年平木信二と共にリッカーミシンを創立し専務となるが、28年再建途上にあった蛇の目ミシンに転じて常務に就任。のち専務、副社長を経て、36年社長となる。「安く、手軽に、生きたミシンを」をモットーに、予約月賦販売で国内市場に確固たる地位を築き、輸出も伸ばした。43年相談役に退く。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嶋田卓弥」の解説 嶋田卓弥 しまだ-たかや 1901-1983 昭和時代後期の経営者。明治34年12月1日生まれ。昭和9年帝国ミシンの企画宣伝部長となり,月掛け予約販売システムで売り上げをのばす。14年平木信二と理化学工業(のちリッカーミシン)を創業し,22年専務。28年蛇の目ミシン工業に転じ,36年から43年まで社長をつとめ,海外輸出をすすめ業績をのばした。昭和58年3月27日死去。81歳。京都出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by